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メモ

<為替介入は政府が国民の預貯金をドルという紙切れに投資す
る大掛かりな博打以外の何者でもない!!!ーアゴラから>

USD/JPYは85円(1ドル=85円)を下回る水準まで下がってきてい
る。そこで輸出企業の多い日本では、財務省や日銀が為替介入
をして円高を阻止せよ、という声が日増しに高まっている。そ
こで今日はそもそも為替介入とは何かということを簡単に説明
することにする。
まず日本の為替政策は財務省の管轄で、日銀が独自に為替介入
をすることはできない。もちろん実際にドルやユーロを売買す
るのは日銀だが、それは財務省の指示に従ってやることになる
。それではドルに対して円を安くしたい、つまりUSD/JPYを買
い支えたいということになったらどうするかというと、日本円
を売ってドルを買うわけだ。そこでまず日本円を用意しないと
いけないのだが、これは財務省が政府短期証券、つまり満期の
短い国債を発行して市場から調達する。政府短期証券を1000億
円売りだして、それを民間の銀行が1000億円買えば、財務省は
日本円が1000億円手に入る。逆に民間は1000億円吸い取られる
。それでこの1000億円を使って日銀のトレーダーが民間の銀行
に円売りドル買いの注文をガンガン出す。そうすると財務省は1000
億円分のドルが手に入る。ざっと12億ドルぐらい。基本的にド
ルを買えばドルがマーケット・インパクトで上がっていくから(
円が下がっていく)、円安に誘導できるだろうというのが為替
介入の仕組みだ。

本当かどうかは自明ではないが、日本経済は円安の方が良いと
信じられている。日本は輸出産業が多く、また輸出産業の方が
政治力も強いので、日本で為替介入といえばそれは円を売って
ドルやユーロを買うことだ。ということで財務省の口座にはド
ルがたくさんあって、このドルはアメリカ国債になっている。
その額はつもりつもって100兆円を超える。これらは外国為替
資金特別会計で公開されている。ところで為替介入というのは
国民のお金でアメリカ国債を買うことなのだが、郵貯のお金で
アメリカ国債を買うなんてけしからんと騒いでいた人たちが、
今度は為替介入しろと騒いでいるのは見ていてなかなか楽しい


さて100兆円もアメリカ国債やユーロなんか買って、それらは
ドル安、ユーロ安で日本円に対して暴落しているのだから、何
が起こったかというと、つまり、30兆円ほどぶっ飛ばしてしま
ったのだ。国民のお金を。30兆円といえば1年分の税収に匹敵
するほどの金額だ。日本国政府は為替証拠金取引は投機的だと
いうことでFX業者のレバレッジに規制をかけようとしているが
、財務省のやるFXトレードは全てが国債の発行、つまり国の借
金でやるのでレバレッジは無限大だ。その巨大なFXのポジショ
ンで30兆円もやられて、個人投資家のレバレッジはけしからん
といっているのはなんとも趣深い話だ。ちなみにFXというのは
ゼロサム・ゲームなので、この30兆円はヘッジファンドなどの
利益になったのだけれど。

ここまで読んでわかったと思うが、為替介入は(短期)国債で日
本円を調達してそれでドルなんかを買うということなので、国
が借金して公共事業をするというのと仕組みは実は同じなのだ
。つまり為替介入をすると国の借金が増えるのである。あれほ
ど国の借金を批判しているマスコミが、為替介入に関しては何
もいわないのはとても不思議だ。

それにUSD/JPYは一日に数十兆円、時に100兆円以上も取引され
る巨大なマーケットだ。そこで日銀が数兆円分ちょろっとドル
を買ったところで実際には何も起こらない。ようするに為替介
入というのは「気持ちの問題」なのだ。こんなに円高が進めば
日本国政府は黙っちゃいないよ、という態度を示してトレーダ
ーを威嚇するのだ。しかし実際に日本国政府ができることは非
常に限られているし、みんなそのことを知っているので、トレ
ーダーが本当に威嚇されるかどうかはわからない。


●恍惚の帝国:アメリカ解体が瀬戸際に
革命が起きなければ、アメリカ人は歴史になる
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=20650
【8月17日 by Paul Craig Roberts】

 アメリカ合衆国は貿易赤字と財政赤字をコントロールできな
い状態に陥りつつある。状況は緊急事態であるが、2010年は実
体のない回復の誇大宣伝をして無駄に終わろうとしている。最
近ででは8月2日、ガイトナー財務長官は、ニューヨーク・タイ
ムズ紙に「ようこそ景気回復」と題するコラムを書いた。

 ジョン・ウィリアムズが何回にもわたって明らかにしたよう
に、景気が回復しているように見えるのは、水増しされた雇用
数とインフレを少なく見積もることで作られた回復である。ジ
ェラルドセレントと私が警告することは注目されずじまいであ
ったが、最近ボストン大学のローレンス・コトリコフ教授とデ
イビッド・ストックマンから、共和党が大支出する民主党のよ
うになったと非難する反応が返ってきた。

 赤字幅は既に大きすぎるので、ドルが基軸通貨として生き残
ることは無理だし、赤字国債発行による赤字財政の支出では、
海外に出てしまった仕事にアメリカ人が戻ることもできないの
だ。しかしながら、問題があると理解し始めた人々が示す解決
策には失望させられる。コトリコフ教授は解決策は、大規模な
社会保障とメディケアーのカットか、大幅な増税ないしは大規
模負債をハイパーインフレーションで吹き飛ばすことだと考え
ている。

 おそらくエコノミストは想像力に欠けるのではないだろうか
、あるいはウォール街から見捨てられ、補助金が出なくなるこ
とを恐れているのだろう。しかしとりわけドットコムやデリバ
ティブ、不動産のバブルによる個人年金の侵食を考慮すれば、
社会保障とメディケアーは現在のレベルでも不十分である。今
までの収入の15%を支払ってきている社会保障とメディケアー
のカットは、人々に餓死と治療可能な病気による死をもたらす
だろう。

 増税は更に意味を成さないことだ。大多数の世帯は一つだけ
の職では暮らしていけないことは広く知られていることである
。夫も妻も仕事をし、しばしば二つ掛け持ちで仕事をする場合
もあるのだ。増税すれば生活ができなくなるので、更なる差し
押さえ、更なるフードスタンプ、更なるホームレスという結果
をもたらすことだろう。どんなエコノミスト、あるいは慈悲深
い人がこれを解決策と考えることができるというのだ?

 しかし我々は富裕層には増税するだろう。これがいつもの愚
かさだ。富裕層は充分なお金を持っている。単純に儲けなくな
るだけだろう。

 本題に入ろう。政府がやりそうなことは以下のことだ。ワシ
ントンのお馬鹿連中が、ドルは危機に瀕しており、これ以上外
国から借りて戦争に投入する資金がもうないということをひと
たび理解すれば、政府は年金は税が掛けられていなかったから
といって年金に税を掛け始めるだろう、あるいは政府は年金フ
ァンド・マネージャーに年金で財政赤字を埋めてくれるよう命
ずるだろう。こうすることで政府は多少の時間的余裕を獲得す
ることができるだろう。こうして年金が無価値な債権を購入す
る資金となってしまうだろう。

 ブッシュの2008年の財政赤字は4000億から5000億ドルの間に
あった。これは中国、日本、OPEC諸国の対米貿易黒字額に相当
する。通常は、こういった貿易黒字はアメリカに還流し、連邦
政府の赤字の埋め合わせに使用されてきた。2009年と2010年に
は、連邦政府の財政赤字は2年連続で1兆4000億ドルに跳ね上が
った。この赤字幅を埋め合わせるほどの充分な貿易黒字はない
。どこから金はまわってきているのか?

 答えは、株式市場から「安全な」と言われている国債に逃げ
てきている個人の金と救済された銀行の金である。銀行は超過
している準備金を国債購入に充てている。

 こういった金融操作は一回限りのトリックだ。ひとたび人々
が株式市場から逃げ出し終えれば、国債を購入する動きはおし
まいになる。そうすると次はどこから金は回ってくるのか?

 ニューヨークの銀行とヘッジファンドが「ユーロ危機」に拡
大したギリシャ危機のおかげで財務省は多くの負債を帳消しに
することができた。金融メディアはヨーロッパの負債とユーロ
についてパニックを作り出すことで、財務省の金融兵器として
働いた。ドルからユーロに逃げた個人や中央銀行はパニックに
陥り、あわててアメリカ国債の購入に走った。

 このユーロからドルへの動きはドルに代わる基軸通貨を弱体
化させ、ドルの下落を止めた。またアメリカの大規模な財政赤
字を埋めてしばらくの間持たせることになった。

 このゲームはスペインやアイルランドの負債でも演じられる
かもしれないし、またその他、ヨーロッパ連合の軽率な拡大に
よって取りこめられた不幸な国が狙われるだろう。

 しかしウォール街の投資銀行とヘッジファンドによって不安
定にさせられる国家がなくなれば、アメリカの財政赤字を何が
埋め合わせるのだろうか?

 残っている唯一のものは連邦準備銀行だけだ。国債が市場で
売れなくなれば、連邦準備銀行がそれを購入せざるを得ないだ
ろう。連邦準備銀行は国債を、新しい要求払預金口座ないしは
当座預金口座を開設することで国債を購入するだろう。

財務省が新しい借り入れの収入を使うため、アメリカのマネー
サプライは連邦準備銀行の財務省債券の購入規模によって拡大
する。
 
 商品とサービスは同じ額だけ拡大するだろうか?アメリカの
仕事が海外の外国人に与えられたため輸入は増えるだろう。そ
のため貿易赤字はますます増えることになる。連邦準備銀行が
国債を購入する際、国内で生産された商品やサービスの供給以
上にマネーサプライは増えるだろう。それで価格は上昇するこ
とになる。

 どれほど上昇するか? 政府がその請求書に対し支払うこと
ができるようにマネーが作られれば作られるほど、ハイパーイ
ンフレーションが進むだろう。

 経済は復興していない。年末には、財政赤字1兆4000億ドル
以上になることが明らかになるだろう。2兆ドルかそれ以上?

 そのサイズがどれほどであっても、ドルが基軸通貨として機
能することができないほどの量が印刷されているのを世界は知
ることになるだろう。その時点で、外国の中央銀行が無価値な
通貨となったドルを投売りするようになる。

 ドルの崩壊はアメリカ人が依存している外国商品の輸入価格
の上昇をもたらすだろう。ウォルマートの買い物客は、間違っ
てニーマンマーカス(高級デパート)に入ってしまったかと思
うかもしれない。

 増大するマネーサプライがアメリカ人がアメリカ国内で製造
していた商品とサービスを追いやるので、国内価格が暴騰する


 基軸通貨としてのドルはこの大火を生き残ることはできない
。ドルが崩壊すれば、アメリカは貿易赤字を埋め合せられなく
なる。そのため、輸入は激減するので、エネルギー輸入国のア
メリカは、国内のインフレが更に高まり、輸送問題が起き、そ
れは仕事と食料雑貨販売業者のデリバリーを途絶させるだろう


 パニックが日常茶飯事になる。

 農場が襲われないだろうか? 都市部に閉じ込められた者た
ちは暴動や略奪に走らないだろうか? 
 これが「我々」の政府と「我々の愛国的な」企業が我々のた
めに生み出した未来の姿ということなのか?

 レーニンの言葉を借りれば、「何をなすべきか?」だ。

 以下はそのなすべきことだ。軍関係者と安全保障関連企業と
イスラエルの領土拡張に資するだけの戦争は、即座に終わらせ
るべきだ。これは年間数千万ドルの割でアメリカの財政赤字を
減らすだろう。軍関係の予算削減で更に数千万ドル減らせる。
このアメリカの軍事関連予算は、現在の全世界の軍事予算を合
せた額を上回っているのだ。

 アメリカ軍事予算は、アメリカ帝国と世界覇権という到達不
能で狂っているネオコンの目標を反映させてそんなに巨額なも
のになっている。政府のどの馬鹿者たちが、アメリカの中国に
対する覇権のために中国がアメリカに融資すると考えているの
だろうか?

 アメリカが経済を復興することのできる唯一の道は、海外に
移った仕事を国内に戻すことだ。これらの仕事を失ったことで
アメリカ人は貧困に追いやられた。その反面、ウォール街や株
主、企業幹部には不相応な利益を与えてきたのだ。製品が付加
価値をつけた場所に従って企業に税を課すことで、これらの仕
事は自分たちのいる国内に戻すことができる。もし商品やサー
ビスの価値が中国で付加されれば、企業は高い税金を支払うよ
うにさせ、もしアメリカでなら、企業は低い税金ですむように
させるのだ。

 企業に対するこの税制の変更は安い海外の労働力を帳消しに
するだろう。海外の安い労働力がアメリカ人の仕事を奪ったの
だから。これは上昇願望へのはしごを作ることになり、アメリ
カをチャンス社会にするだろう。
 
 もし戦争が即座にやめられず、仕事がアメリカに戻ってこな
いのならば、アメリカは歴史のゴミ箱に投げ入れられることに
なる。

 企業とウォール街は間違いなく自分らの金融力を、仕事を国
内に持ってくることで短期の収入とボーナスを減らすような法
令化を阻止する為に使用するだろう。アメリカ人にとってウォ
ール街と企業、それに彼らの娼婦である議会とホワイトハウス
以上の敵はいやしない。

 アメリカの両政党と殆どのメディアを支配しているイスラエ
ル・ユダヤ、及びそれと同盟しているネオコンは恍惚の帝国を
夢見ている。

 ネオコン、ウォール街、企業、議会とホワイトハウスにいる
彼らの卑屈な奴隷どもを打ち負かすことができなければ、アメ
リカ合衆国と3億人の幸福な生活を復帰することはできない。

 革命が起きねば、アメリカ人は歴史となる。

ー欧州危機の本格化はこれからー


<スウェーデンなど北欧3カ国で住宅市場悪化の恐れ-二番底
懸念も>

8月19日(ブルームバーグ):欧州で最も力強い景気回復を
遂げている地域の1つである北欧のスウェーデンとフィンラン
ド、ノルウェーでは、住宅価格が下落する可能性があり、3カ
国の経済は回復軌道を外れ、リセッション(景気後退)に逆戻
りする恐れが出ている。

巨額の債務を抱える借り手の20%が可処分所得の最大46倍の債
務負担に苦しむ中で、スウェーデンの不動産価格は下がる可能
性があると、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RB
S)は指摘する。ノルウェー中央銀行は低金利が融資と不動産
市場を過熱させる恐れがあるとの認識を示し、フィンランド当
局は国内の住宅市場にバブルが発生しつつある公算が大きいと
みている。

3カ国では昨年、景気が後退し、失業率が急上昇したにもかか
わらず、住宅価格は上昇。エコノミストが現在、是正の必要性
を指摘する経済の不均衡が生じた。スウェーデンでは金利上昇
により一部の借り手が破産に追い込まれる可能性があると、R
BSはみている。

フィンランドとノルウェーでは住宅ローンの約95%が短期金融
市場の金利水準に沿っており、スウェーデンの住宅ローンの約60
%が変動金利を基にしている。それに対して、ドイツの住宅ロ
ーンは90%が固定金利だ。これは、昨年の過去最低の金利の影
響が欧州で最も速いペースで浸透した地域が北欧だったことを
意味している。

            二番底

スウェーデンの住宅価格は5-7月に年率7%値上がりし、ノ
ルウェーの住宅価格は2008年末から今年6月末までに19.6%上
がった。フィンランドの中古住宅価格は4-6月(第2四半期
)に前年同期比10%上昇。1-3月(第1四半期)の上昇率は
過去最高の11.4%だった。

RBSの北欧担当チーフエコノミスト、ペール・マグヌスン氏
は住宅価格が「20%下がれば、恐らく二番底を引き起こすかそ
の深刻化につながるだろう」と予想。「世界の景気動向が悪化
しつつあるなか、二番底はいかなる場合にも起こり得る」と述
べた。

スウェーデン中央銀行の推定では、同国の家計部門の債務の可
処分所得に対する比率は昨年末までに167%と、10年前の104%
から上昇。フィンランド中銀によれば、国内の同比率が昨年末
時点で107%と、2000年の65%から上昇した。ノルウェー中銀
は、同国の比率が年末までに197%と、05年を14.5%上回ると
予想している。


<ECB:ポルトガルの銀行への貸し出し、7月は21%増加>

  8月16日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)に
よるポルトガルの銀行への貸し出しは、7月に前月比で21%増
加した。ポルトガル中銀が発表した。

  ポルトガル中銀のウェブサイトによれば、ECBによるポ
ルトガルの銀行への貸出額は7月末時点で488億3300万ユーロ
(約5兆3500億円)と、6月末時点の401億9400万ユーロから
増えた。6月は前月比12%増だった。


<欧米は時間切れになりつつある ー Telegraph (UK) /
2010-08-18 10:30:20



大不況は、主要なAAA格付け国が人口統計的な時限爆弾が脅か
すなか、全面的ソブリン危機を阻止する時間を劇的に縮めてし
まった、と米国格付け機関ムーディーズが警告。

「本当に不利な債務動学は、15-20年以内に現実化するだろう
と予想されていた。今回の危機は歴史を『早送り』し、調整の
ための時間を全て蝕んでしまった」
ムーディーズが四半期ごとに出しているソブリン.モニターに
はそう記された。

ムーディーズは、米国の成長が低迷すれば(悪い筋書き)、2013
年までにセーフティ.バッファーを突破して、支払い金利が税
収の14%を上回ってしまうのではないかと懸念している。
債務と歳入の割合は3年間で既に2倍の430%に上っている。

多くの短期債をロールオーバーしなければならない(米国、フ
ランス、スペイン)か、赤字が余りにも巨額なことから、米国
、英国、ドイツ、フランス、スペインはいずれも「金利ショッ
ク」リスクに直面している。

「債務を安定させるために求められる社会的団結水準を示せな
い」国は、AAA格付けを失うだろう。
若い世代と年上の世代の間で起こる「世代間」対立は、慎重な
対処が求められる。
年金改革を先送りする国は、下方スパイラルの危機に見舞われ
るだろう。

ムーディーズによれば、ヨーロッパの債権危機以来、世界は変
わってしまった。
今も信用に値すると見なされ得る大国は皆無だ。
「今や各国政府に立証責任がのしかかっている」とレポートに
は記されている。
英国は長期の償還期限というセーフティ.クッションがあるが
、構造的財政赤字により債務は「持続不可能なスピードで増加
」している。
AAA格付けグループのなかでも、英国は明らかに弱い部類だ。
ムーディーズは、英国の公共負債は3年以内にGDPの90%に達す
るだろうと予測している。
経済成長も減速すれば、政府の緊縮政策による財政引締めの緩
みは資金コストを「急激に上昇」させ、債務動学にも大きな悪
影響をもたらすだろう、と警告した。

ムーディーズの警告は、信頼を回復し、市場がより厳しい措置
を課す国債危機を阻止するためには、即時緊縮政策が必要だ、
という連立与党の主張を正当化しているようだ。

現在の危機は、第二次世界大戦後の「一回限り」の債務急増と
は大きく異なっている。
当時、若い経済は債務負担を乗り越えて成長することが出来た

税基盤が停滞しているところに、高齢化危機が年金と医療費を
押し上げるので、今回の危機は先で待ち構えているのだ。
「現在の債務ストックは巨額だが、政策が変更されなければ、
将来の債務の累積によって、今を遥かに上回る額に増えるだろ
う」


ー米国も露呈する金融市場悪化ー

<BOAなど米金融11社、最大15兆円損失も-MBSめぐる請
求>

8月18日(ブルームバーグ):バンク・オブ・アメリカ(BOA
)とJPモルガン・チェースなど米金融機関11社は、住宅ロー
ン担保証券(MBS)を購入した投資家と保険会社からの買い
戻し請求で合計1338億ドル(約11兆4400億円)の損失を被る恐
れがある。ワシントンに拠点を置く調査・投資銀行業務のコン
パス・ポイント・リサーチ・アンド・トレーディングが指摘し
た。

  コンパスのアナリスト、クリス・ガマイトニ氏はリポート
で、基礎となる試算では、顧客からの請求に伴う負担について
、最も楽観的なシナリオで553億ドル、最悪の場合には1792億
ドル(約15兆3700億円)に上るとしている。

  政府支援機関(GSE)のファニーメイ(連邦住宅抵当金
庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)から問題のあ
る住宅ローン債権の買い戻しを求められることで、これとは別
に280億ドルの負担が生じるとコンパスは予想する。影響が大
きいとみられる金融機関には、ゴールドマン・サックス・グル
ープとドイツ銀行も含まれる。

  MBSの買い手と保険会社は、金融機関が住宅ローンに関
する虚偽ないし誤解を招くデータに基づいて、住宅ローン債権
を投資家に売りつけたと非難している。ガマイトニ氏は、この
うち金融機関8社について、想定される損失が有形資産の簿価
の10%を超えるとみており、支払い能力が危険にさらされてい
るわけではないが、利益の流出が今後何年も続く可能性がある
と指摘する。

  ファニーメイの上級金融アナリストだったガマイトニ氏は
、電話インタビューで、「投資業界全体が問題の大きさを理解
していない」と警告した。MBIAなどの債券保証会社と、連
邦住宅貸付銀行(FHLB)のうち3行を含む投資家は、不動
産の価値と原資産の質について不正確な説明を行ったと主張し
、MBSの引受会社と発行体を相手取り訴えを起こした。MB
Sに絡む損失の拡大を受けて、ファニーメイとフレディはその
後政府管理下に置かれ、MBIAの株価は損失拡大が嫌気され
て80%余り急落した。

コンパスの試算では、BOAの損失は有形資産の簿価の17%に
相当する352億ドル、JPモルガンが同13%相当の239億ドル、
ドイツ銀は21%相当の141億ドル、ゴールドマンは11%相当の112
億ドル損失を被る見通し。


<米フィラデルフィア連銀景況指数:1年ぶりマイナス>

8月19日(ブルームバーグ):米フィラデルフィア地区の製造
業活動は8月、市場予想に反し縮小が示された。受注や出荷が
落ち込んだ。縮小は1年ぶり。景気減速の影響で製造業が打撃
を受けつつある兆候が示された。

  フィラデルフィア連銀が19日に発表した8月の同地区製造
業景況指数はマイナス7.7と、前月の5.1から大きく低下し、2009
年7月以来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがま
とめたエコノミスト調査の予想中央値は7への上昇だった。同
指数はゼロが拡大と縮小の境目を示す。

  ストーン・アンド・マッカーシー・リサーチのチーフエコ
ノミスト、レイモンド・ストーン氏は「状況は明るくない」と
し、「製造業の生産は増加が続くだろうが、伸びは非常に小さ
なものになるかもしれない」と語った。

  項目別では、出荷指数がマイナス4.5と、前月の4から落
ち込んだ。新規受注指数はマイナス7.1と、前月のマイナス4.3
からマイナス幅が拡大し、09年6月以来の低水準となった。雇
用指数もマイナス2.7と、前月の4からマイナスに転じた。

  このほか、販売価格指数はマイナス12.5と3カ月連続マイ
ナスを記録、昨年9月以来の最低に落ち込んだ。仕入れ価格指
数は11.8で前月の13.1を下回った。


<今週の予定>

23(月)
米7月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米30年TIPSインフレ連動債入札/70億ドル
24(火)
米7月中古住宅販売件数(23:00/463万件、前月比-13.1%)
米8月リッチモンド連銀製造業指数(23:00/+12)
米2年国債入札/370億ドル
米ABC消費者信頼感指数(25日6:00)
25(水)
米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
米7月耐久財受注(21:30/前月比+3.0%)
米6月FHFA住宅価格指数(23:00)
米7月新築住宅販売件数(23:00/33万件)
米5年国債入札/360億ドル
26(木)
米新規失業保険申請件数(21:30/48.5万件)
米7年国債入札/290億ドル
27(金)
カンザスシティ連銀シンポジウム「FRBの政策対応」
米4-6月期GDP改定値(21:30/前期比年率1.4%)
8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(22:55/70)


<中国:銀行の不良債権率が大幅上昇も、不動産下落なら-21
世紀経済>

8月21日(ブルームバーグ):中国で不動産価格下落の影響を
最も受けるのは、2009年に融資を大幅拡大させた国内の銀行に
なりそうだ。中国紙、21世紀経済報道が事情に詳しい複数の関
係者の話を基に伝えた。

同紙によると、不動産価格が50%下落する最悪のシナリオが現
実化した場合、中国銀行の不良債権比率は、不動産開発業者向
け融資が4ポイント、個人向けが2ポイント上昇することにな
る。中国民生銀行もそれぞれ2.1ポイントと1.2ポイントの上昇
になるという。


<米地銀:ショアバンクなど8行が閉鎖に、年初来の破たん118
件>

8月20日(ブルームバーグ):米国の銀行監督当局は、シカゴ
のショアバンクなど地方銀行8行を新たに閉鎖した。これによ
り年初来の地銀破たん件数は計118件となった。米連邦預金保
険公社(FDIC)が明らかにした。

閉鎖されたのは、ショアバンクのほかカリフォルニア州の4行
とフロリダ州の2行、バージニア州の1行。8行の閉鎖に伴う
FDICの預金保険基金への負担は計4億7350億ドル(約400
億円)。FDICが20日、明らかにした。

FDICのベアー総裁は先月、ブルームバーグテレビジョンと
のインタビューで、今年の破たん総数は昨年の140件を上回る
との見通しを示している。


<米経済は再び収縮、失業率10%超に-エコノミストのローゼ
ンバーグ氏>

8月20日(ブルームバーグ):資産運用会社グラスキン・シェ
フ・アンド・アソシエーツ(トロント)のチーフエコノミスト
、デービッド・ローゼンバーグ氏は米経済について、再び収縮
してリセッション(景気後退)が完全に終息していない現状を
反映しており、失業率は今後10%を超えるとの見通しを示した


ローゼンバーグ氏は20日、ブルームバーグラジオの番組「ザ・
ヘイズ・アドバンテージ」に出演し、最近の経済指標について
、4-6月期の成長率は「下方修正されることになろう。米連
邦準備制度理事会(FRB)の予測も引き下げられた」と語っ
た。

同氏は、30年物米国債の利回りが「2-2.5%」に低下すると
予想。失業率は「『10%を若干上回る水準』というこれまでの
天井を突き抜ける」との見方を示した。

労働省の統計によると、失業率は昨年10月に10.1%と、26年ぶ
りの高水準を記録した。ローゼンバーグ氏は翌11月、12%に達
する可能性があるとの予想を示した。


<欧州の商業用不動産ローン、4-6月にデフォルト増加-フ
ィッチ>

8月23日(ブルームバーグ):欧州の商業用不動産ローン担保
証券(CMBS)の裏付けとなるローンのデフォルト(債務不
履行)は、4-6月(第2四半期)に「着実に」増えた。格付
け会社フィッチ・レーティングスが発表した。

23日のフィッチ発表によると、6月末時点のデフォルト件数は
合計22件と、1-3月(第1四半期)の12件から増加した。

フィッチのアナリスト、ジョイア.ドミネド氏とアンドルー・
カリー氏は、「デフォルトに陥る理由はさまざまだが、ローン
期日に発生するケースが多い」と指摘。「当社は引き続き、今
後到来するローン期日を最も注視している」と続けた。

フィッチによると、商業用不動産ローンの大半は価格が下落し
たオフィス、小売りおよび産業用スペースを担保としており、
借り手は銀行の貸し渋りにより借り換えが困難な状況となって
いる。


<中国の銀行、上海で3軒目の住宅向け融資の提供停止-第一
財経 >

8月23日(ブルームバーグ):中国・上海で商業銀行は3軒目
の不動産購入を目指す顧客向けの住宅ローン提供を停止してい
る。中国紙、第一財経日報が、民間融資ブローカーの幹部から
の情報を基に伝えた。


<日経ヴェリタスから>

中国で送配電をほぼ一手に引き受ける国有企業、国家電網の調
査で、主要660都市

6500万軒を上回る空き家があるとの指摘。
国家電網は、電力メーターの稼働状況を把握している。  




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