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FRB議長が黙っていた真実-ベアー救済でジャンク債取得

2008年4月3日の米議会公聴会。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長とニューヨーク連銀のガイトナー総裁(当時)は、米投資銀行ベアー・スターンズ救済で米政府が取得に合意した巨額資産は「投資適格級」だと証言した。しかし、すべての真実が明かされていたわけではなかった。

これら資産には債務担保証券(CDO)と住宅ローン関連証券が含まれ、「HG-コル・2007-1A」などの名前が付いた資産の質は実はひどい状況にあった。証言当時には、4000万ドル(約34億9000万円)以上の部分が投資適格の格付けを失っていた。政府はさらに、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)160億ドル相当も引き取ったため、米国民はジャンク(高リスク高利回り)債を保証する羽目になった。

投資銀行の救済を目的にバランスシートを活用したFRBは、96年の歴史で最大の信用リスクを背負うこととなった。政府がウォール街の金融機関が破たんしないよう保証することにより、米国民が巨額の支払いを強いられるリスクが高まった。

  FRBは、ベアー・スターンズを米銀JPモルガン・チェースに買収させるために引き受けた資産の受け皿として、メイデン・レーンを設立した。

  米上院銀行委員会のメンバー、シェロッド・ブラウン議員(民主、オハイオ州)はメイデン・レーンの資産内容を知らされた際、「FRBは買い取ろうとする資産の一部がひどく劣化していることを理解しておらず、今になってやっと真の価値が分かったのか、内容の悪い資産を購入していると知りながらその事実をあいまいにしようとしていたか、どちらかだ」と電子メールで指摘した。

FRBがメイデン・レーンの資産内容を公開したのは今年3月。ブルームバーグ・ニュースが米情報公開法(FOIA)に基づき、FRBは金融機関向け緊急支援に関する情報を明らかにすべきだとニューヨーク連邦地裁に訴え、同地裁の判事が情報公開の義務があるとの判断を下してからだ。
リチャード・シェルビー上院議員(共和、アラバマ州)はブルームバーグ・ニュースに対し、「納税者が負ったリスクに関し、FRBは国民に対して正直ではなかった」と述べ、「関連証券の状態についての重要な情報を議会と国民に提供するのを控えていたことは明らかだ」と語った。

ブルームバーグのデータによれば、バーナンキFRB議長らが証言した08年4月の時点で、FRBが取得するはずのCDOのうち4200万ドル相当が既にジャンク級(投機的格付け)となっていた。さらに、その12週間後、FRBがメイデン・レーン向け融資288億ドルを実行した時点では、約1億7200万ドル相当が投資適格ではなくなっていたことが、ブルームバーグが集計を委託した米レッド・パイン・アドバイザーズのデータで明らかになっている。
  メイデン・レーンなどの監査を求める法案を起草したバーナード・サンダース上院議員(バーモント州)は、メイデン・レーンの保有資産の信用の質について知った際にブルームバーグ・ニュースに対し、「FRBの秘密のベールをはがす必要がある」と述べた。
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